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完全消滅型生ごみ処理機(エコデリーター)

『エコボール』と『菌たろう』

●『ECO-DELETER』の分解ろ材には、微細な連続気孔の硬質体にて、当社独自の『エコボール(金属セラミックス複合品)』を採用しております。『エコボール』は強固な上、表面が微細な凹凸であるので、投入した生ゴミや残渣物を短時間で擂り潰す事が可能で一般的な生ゴミ処理機のように前処理用の破砕機を必要としません。

●オカクズやウッドチップを使用したバイオ方式と異なり、生ゴミの分解中に『エコボール』と生ゴミが粘着せずバラケ易く、団子状にならず、嫌気発酵とならないため悪臭の発生がありません。

●更にウッドチップやオガクズなどを用いた方式の場合、消耗による頻繁な、ろ材の補充が必要です。『エコボール』は耐磨耗性に優れた硬質ろ材である為、ろ材の補充率は一般的に年間5−15%(非加熱生ゴミ、魚のアラ、繊維質の多いゴボウ、レンコン等の場合25−30%)であり、低ランニング・省力化が図れます。

●『エコボール』は一般のセラミックと異なり、比重も軽く吸水性に優れています。構造が均一な連続多孔形状である為、単なる通常セラミックとは大きく性状が異なっています。 『エコボール』自体が分解菌『菌たろう』をキープできますからコンポストを全量廃棄しても『菌たろう』の補充は不要となり、ランニングコストと手間が掛かりません。

●エコボール採用の最大の特徴は、なんと言っても初期分解のスピードが速い点です。これはオガクズやウッドチップが破砕機の手を借りないと大きな生ゴミが何日も攪拌槽内に残存しているのに対して、エコボールが攪拌時にグラインドミルの役目を果して、硬くて大きな生ゴミを数時間で擂り潰す点が他の方式との最も大きな相違点です。

●生ゴミは毎日投入されるもので、投入後24時間経過すれば次の生ゴミが入るわけです。それまでに如何に高度なレベルまで分解を行うことが出来るかが生ゴミ処理機の真の性能の差であり、エコデリーターは、エコボールにより短時間で生ゴミを微細化できることから、栄養分が無くなって休眠している微生物全体に、生ゴミを均一に供給することが出来るため、短時間でろ材全体の微生物が活性化され、分解を促進できるわけです。オガクズ等の分解ろ材では、大きな生ゴミの塊が発生しがちで、塊の中は酸欠状態となり微生物の活性が弱く分解能力が低下してしまいます。両者の24時間後の分解レベルの相違は容易に御理解頂けるものと存じます。